2011年10月16日日曜日

ウォルマートが約3500店舗分のFacebookページを制作。 ハイパーローカル戦略でリアル店舗でもロングテール的サービス展開が可能か?





米小売大手のウォルマートが全店舗分、3500件以上のFacebookページを作成しました。
つまり、生活者はマス向けの情報ではなく、日常よく利用する店舗の情報を楽に入手できるというわけです。

郵便番号レベルのローカルな情報を扱う「ハイパーローカル」サービスを世界最大の小売チェーンが立ち上げたということに、実際にサービスを利用できるアメリカ国内だけでなく世界中が注目しています。





全店舗のFacebookページは「My Local Walmart」というFacebookアプリによって統合されています。


アプリを起動してジップコード(郵便番号)を入力、周囲のウォルマートのFacebookページを検索して、「いいね!」することで目的の店舗のお得情報やイベント情報が見られます。


Facebookで商品に対して「いいね!」したものなどをもとに、その人が興味を持ちそうな商品を勧めたり、地域ごとの集計データをもとにより個人が満足できるようなサービスが増えてくる可能性があります。
また、集めたデータを、他の業界に販売できる等新たなビジネスのきっかけになるかもしれません。

いずれにせよ、今後も各個人に向けて、よりパーソナライズ化されたサービスが提供されていく事は間違いないようです。

日本のコンビニでの活用の可能性は?
この店舗ごとのfacebookページ作成は日本でも大いに活用出来るかと思います。
ローソンやファミリーマート等まだ日本では各店舗ごとのfacebookページは展開されてないので、facebook連携でパーソナライズ化、さらにはチェックインクーポンとの連携など新たなサービス視点を持つ切っ掛けとなる良い事例ではないでしょうか。


0 件のコメント:

コメントを投稿