2011年8月30日火曜日

日本初、ついにリアルに「いいね!」ボタンが押せるキャンペーンがルミネ有楽町に登場 。。。でも賛否両論。

キャンペーンの内容は以下のようなもの。

ルミネが現在建設中の「ルミネ有楽町店」で8月21日(日)より、日本初となるFacebook連動型仮囲いを展開する。仮囲いに使用されるのは、フォトグラファーLeslie Kee(レスリー・キー)が有楽町を舞台にブロガーRUMI NEELY(ルミ・ニーリー)を撮り下ろした広告。各広告にはFacebookと同様のレコメンド機能「いいね!」ボタンを設置し、Facebookの特設ページ内の同じスタイルへと反映される。

「日本初リアルに押せる「いいね!」ボタン、ルミネ有楽町店仮囲いに設置 - ファッションニュース - Fashionsnap.com」





このキャンペーン、実は以下などの理由からかなり惜しい!との意見が散見されています。

・この「いいね!」ボタンFBとは連動されていない。
・FBページは用意されているが、このキャンペーンをバイラルする仕組みは作り込まれていない。
・なぜtwitterなどは利用しなかったのか。

が、私は非常にうまいな~と感じたのです。
なぜなら、このキャンペーンの目的が「ルミネ有楽町のプレゼンスを高める」であった場合。メインのターゲットとなる20~30代の女性でフェイスブックを活用しているユーザー数はまだまだ大多数ではない。(日本でのフェイスブックユーザー数:385万人。国内最大手SNS「mixi」のユーザー数 2337万人 と比較すると、日本でのフェイスブックのユーザー数はmixiの16パーセントほど。)
そのため、現地でログインさせるほど込み入った仕組みを用意しても逆に参加率は低くなってしまうのではないか?だったら参加したユーザーにブログで書いてもらうもしくはその場で楽しんでもらうだけでも十分、(ひょっとしたらソーシャルネットワークに関心のあるブロガーが勝手に取り上げてくれる可能性もある。)などの理由からです。



少なくとも、終始20人程度は立ち止まり、通行量としても1分あたり60人くらいがこの場所を通り、ほとんどの方がこの看板を見ていたという事実から考えると十分な訴求ができたのではないでしょうか。

建設中の囲いをうまく活用しようとした事例すら少ない中で、このような取り組みは非常にありなのではないでしょうか。

多くのブロガーの方の意見も確かにと思うところはあるのですが。今後、日本国内でもこのような取り組みが必ず増えてはいくと思います。バイラルの仕組みづくりに関してはそちらに期待するということで。。

しかし、しばらくは、先にやった者勝ちの時代が続くのかな?

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