2011年10月11日火曜日

ARを活用した、バイラルキャンペーン海外事例 5つ

ARを活用したキャンペーンの海外事例をまとめてご紹介。
まだまだ、日本国内では実験的な取り組みが多い中、海外アプリでは実際にやってみたいという物もちらほら出てきた気がしてます。
ご参考にどうぞ。

■■ パッケージ×AR=ゲーム 拡張現実を使った次世代のオマケ ■■



キャドバリーから発売されている、チョコレートバーの販促キャンペーンのご紹介。
スマートフォンを通してパッケージをみると“拡張現実世界を認識して”ゲームが現れるといった内容のもの。

ゲームの内容は、「モグラたたき」。キャンペーンキャラクターである“縞模様のアヒル”がパッケージのあちこちから飛び出してきて、制限時間内にこのアヒルを親指でタッチした回数(得点)を競うというゲーム。



最後に得点が表示され、TwitterやFacebookに、そのまま投稿できるといったバイラルの仕組みも用意されている。

ゲームができるパッケージ、子供の頃こういうのがあったら絶対はまってました。「商品パッケージアプリ」、大きな可能性を感じました。素晴らしい発想。


■■ ARでメガネを試着 ■■



フランスのメガネ小売りチェーン「Atol」の販売促進用iPhoneアプリ。ユーザーが自分の顔をiPhoneのカメラに映すと、画面上に顔に合わせてメガネのCGが出現する。しかも、ユーザーの顔の動きに合わせてメガネのCGも動くので、横顔のシルエットやフレームの形状、色、柄もちゃんとチェックできるようになっています。
気に入ったメガネが見付かった際、そこからワンタッチでそのメガネを販売している最寄りの店舗を探す地図機能もあり。



iPhoneではないですが、日本では、『Zoff』も同様の取り組みをしています。
ARでメガネを試着できるサービス『Zoff Mirror(ゾフ・ミラー)』がすごい。


■■ 地中に舞い降りた天使。 ■■



ロンドンで行われた“Lynx”(日本では“Axe”)のキャンペーンがVictroia駅で実施された。「前方上にあるスクリーンを見て」という案内を見て、上を見上げると、スクリーンには自分が写っていて、まもなく天使がストンと降りてくる。
AR技術をスマートフォン以外でキャンペーンに利用している面白い取り組み。

発売元のユニリーバはこれまでも同ブランドにて面白いキャンペーン実施している。
Swipe An Angel”(天使をスワイプ)



■■ TVスターとの写真をゲット ■■



Augmented Reality App Lets You Snap a Photo With Virtual Playboy Bunnies At Bloomingdales



アメリカのTVネットワーク、NBCによる新しいシーズンの番組宣伝のためのキャンペーン。Bloomingdale’sというデパートにてこのアプリを使うと、AR技術によって番組のキャラクターがそこにいるかのような写真を撮ることができます。

当然のように、その後ソーシャルメディアへ投稿し友人とシェアすることが可能です。
写真をとり、ソーシャルメディアへ投稿すると、ロサンゼルスへ招待されるチャンスもあり、バイラルが拡散していく仕掛けもきちんと作り込まれています。

関心する点は、ロケーションが限定されており、Bloomingdale’sという店舗(ほどほどに店舗数があるデパート)に実際にいかなければならないというところです。
現在、O2OなどITを活用したリアル空間での活動サポートが関心を集めていますが、手法の一つとして気になるキャンペーンです。



■■ TESCOプライスダウンキャンペーンの告知 ■■



スーパーマーケット運営企業のTESCOが実施した、プライスダウンキャンペーン
新聞にiPhoneをかざすと、スクリーン上に情報が現れるというもの。

仕掛けは至って簡単な内容ですが、新聞というきわめてありふれた媒体でARキャンペーンが実施されている事例として面白いかなと思い取り上げてみました。

近くのショップ紹介なども用意されています。

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